インドネシアの水の話

インドネシアの水の話バリの生活

こんにちは!バリ在住20年のさっちんです。

今日は、インドネシアの水の話をしたいと思います。

みなさん、インドネシアの水道や飲料水について、どう思われますか?

大抵の方は「お腹こわす」とか「汚い」というイメージがありますよね。

確かに、インドネシアの水事情は、あまりよくないと思います。

しかし、インドネシアでは、水をうまく使い分けることができれば、

お腹を壊さずに元気に過ごすことができます。

インドネシアの水事情、知っておいて損はないと思いますよ!

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インドネシアの水事情

インドネシアの水 飲料水

インドネシアの水といっても、いろいろありますが

まず最初に、大切な飲料水について、ご案内します!

インドネシアの飲料水

インドネシアでは、上水道があるのですが、これは飲料用には使いません。

飲料用の基準としての整備は整っていないため、飲水として利用するためには

一度沸騰させないといけませんが、不純物も多いため、できればスーパーやワルンなどで売られている

ミネラルウォーターがベストです。

私が使っている飲料水 ティルタディクサ

一般的には、アクア「AQUA」という商品が一番メジャーなブランドになりますが

私は、バリで「Tirta Diksa : ティルタ ディクサ」というメーカーのものを使っています。

 

この水を選んだ理由は、ミネラル分が少ないことです。

日本の水のように、軟水に近いティルタディクサが、料理やお茶などにとても向いているので

こちらの水を使っています。

ちなみにアクアは、ミネラルが多いため、緑茶を入れると黄色くなってしまいます。

味も、緑茶特有の甘みや香りがでないので、やはり軟水が日本人には合っていると思いました。

 

長期で滞在される場合には、ガロンと言って大きな水のボトル(19Lサイズ)のものが売られていますので

こちらを購入して(ボトル代で50000Rp程度、中のお水は16000〜18000Rp程度)

お水用の瓶や、ポンプなどを使用して、使用します。

または、ウォーターサーバーを使えば、冷たい水や、熱いお湯も直接そこから出てくるのでとても便利です。

環境に優しい詰替え用ガロン

インドネシアの水 環境に優しいガロン

ガロンを使えば、空いたガロンをお店に持って行ってお水を買ってくれば、ゴミは一切出ないので

とても環境にやさしいといえます。

ペットボトルでお水を買うと、その分だけゴミが出てしまします。

バリ島は、ゴミの焼却炉がないため、それらのゴミがどこへ運ばれていくのかと考えれば

なるべくペットボトルは使わないほうが良いと考えています。

料理に使う水は?

お料理には、野菜や米を洗ったりするには、水道水を使っています。

サラダなどの生野菜には、水道水で洗ってから、よく水を切ってから食べています。

水道水ですが、少量程度なら、口に入れても問題はありません。

スープや、お米を炊くときには、飲料用の水を使っています。

 

悩むのは、そばやうどんなどを茹であげる時に使う、お水はどうするかということ。

私は自宅では水道水で流して洗っていますが

お客さんに出すためのものは、飲料水に氷を入れたものにつけて一度冷やしています。

お腹の弱い方などには、できるだけ水道水は口に入れないほうがよいですからね。。。

数ヶ月も滞在すれば、きっとバリの水にも馴染んでくることと思います。

浄水器を使う

インドネシアにも、浄水器があります。

いろいろなタイプの浄水器がありますが、水中のゴミを取り除くフィルターをつけるタイプのもので

フィルターの種類によっては、飲料水レベルまできれいにすることもできます。

(ただしメンテナンスが必要です)

我が家では、それほど困っていないので、フィルターはつけていません。

レストランを経営しているので、そちらの方には、飲料用レベルまでは行きませんが

水中のゴミを取り除くフィルターを使っています。

ご飯を炊いたり、味噌汁や煮物などには、飲料水を使っています。

インドネシアの水事情

インドネシアの水

インドネシアの家庭では、大きく分けて、井戸水を使う家庭と、水道を引いている家庭とがあります。

それぞれ、一長一短ありますので、詳しく見ていきましょう!

井戸水

バリ島のウブドは、地下水が豊富な土地柄なので、多くの家庭でよく、地下水を汲み上げて使っています。

井戸を掘るのには、専門の業者を呼ぶのですが、一つの井戸を掘るのに、

1日〜2日あれば地下50m程度の深さまで堀下げてくれます。

あまり浅い井戸だと、乾季の時には水がなくなってしまうのでできるだけ深い井戸を掘ります。

井戸を掘る場所により、硫黄の匂いがしたり、砂が混じったり、または、とてもきれいな水が湧いたりと

地域により様々なのだそうです。

なので、井戸水をフィルターに通さないと使えないというところも中にはあります。

 

井戸は、組み上げればいつでも好きなだけ水が使えるのですが、

汲み上げるポンプの故障や、停電によりポンプが動かなくなり水が使えない、ということもあるので

注意が必要です。

水道代はかかりませんが、組み上げるための電気代はかかりますね。

水道(アイル・パム)

水道は、一定の基本料金と、使用量を払うと家庭に水道をひいてくれるもので、

幹線道路沿いや、集落の家々は、水道を使っています。

(使用量は、一般的な家庭で一ヶ月1000円〜1500円程度)

水道水なら、停電も関係ないから、安心!と思うあなた。

実は落とし穴があります。

 

水道は、いまだによく断水が起きます。それも予告なしで。ライフラインなのに。

我が家は、水道水を使用しているので、いつ断水しても良いように、

バケツやお鍋に水をくんで置いてあります。

断水に備えて、タンクが設置してあるお宅なら、あまり心配は要りません。

 

また、水を使用する人が多い時間帯では、水圧が弱くなってしまい、シャワーがチョロチョロなんてことも。

そんなときのために備えて、水道を引いている家でも、タンクを一つ用意しておいて、

いざというときのために、水をためているという家も多くなりました。

 

水圧が弱くなってしまう原因に、大型ホテルなどの水の大量消費が挙げられます。

近年、ウブドの山間部にも大型のホテルが続々と建設されたため、

プールや客室、レストランなどで使われる水の量が多いため、

朝や夕方の時間帯になると、近隣の村では断水が続くようになってしまいました。

 

最近では新型コロナウイルスの影響で、ホテルなどの使用量はほとんどないため、

水不足は起きていませんが、観光客の波が再開したら、また同じような減少が起きてしまうかもしれません。

トイレ

インドネシアのローカルのトイレは、

便器の横に水瓶がおいてあり、使用後はその水を使って流すのです。

昔は、川から水を汲んできて、そこへ水をためていたのですが、

断水が多いので、今でも各家庭には必ず水瓶が用意されています。

 

洋式のトイレも最近増えて来ました。

スーパーやデパートに行くと、きちんと掃除されたトイレに、

トイレットペーパーがつけられているところも増えて、最近では安心して入ることができます。

しかし、なかには水が流れないトイレとか、便器が汚れている、紙がない、というところもあるので

トイレはなるべく外で使用しないか、きれいなところを最初にチェックしておく、というのも手ですね。

 

最近ではコンビニエンスストアのトイレもまあまあきれいになってきました。

今後もっと良くなっていくことを期待したいです!

 

そうそう、トイレットペーパーを流しては行けないとうのがインドネシアのトイレ事情です。

(私は流しちゃいますが。。。)

いろんな事情がお国柄としてあるんですね。

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インドネシアの昔の飲料水

インドネシアの水 飲料水

バリの人たちは、飲料水を飲むために、水をわざわざ買っているのか!と思ったのですが

実は湧き水や自然のものを利用しているひとも多いのです。

バリの聖水

バリでは「ベジ」と呼ばれる、聖水を汲むところができる湧き水スポットが多くあります

バリの各村には、この「ベジ」という場所が必ずと言ってよいほど、存在し、

毎日、沐浴をしながら、その湧き水のところに立ち寄り、水を汲んで自宅に戻る、というのが

彼らの日課だったのです。

今でも、そのベジには、人が聖水をもらいに毎日のように訪れています。

 

そのベジの水は、もちろん飲料水として使用もしているし、なかでも重要なのが

神前に使われる水として、汲まれていることです。

神棚にあずけて、お祈りを捧げたあとにその水を飲むことを、バリの人たちは習慣としています。

彼らにとって、聖水はなくてはならないものなのです。

ココナツウォーター

一昔前は、ウブドも田んぼがたくさんあって、そこで仕事をする人々の姿をよく目にしていました。

彼らは、朝はやくから田んぼに来て働き、日が登って暑くなると、作業小屋で食事をしたり、昼寝をしたり

と過ごしていました。

そんな時に、ヤシの木に登って、ココナッツを取り、その水を飲んだりして喉の乾きを癒すのです。

なんとも贅沢なのんびりとした風景だったでしょう。

いまでは、ウブドは観光地になり、なかなかそのような風景にであることはすくなくなってしまいました。

まとめ

インドネシアの水

インドネシアの水事情、いかがでしたか?

日本のように水道をひねるだけで、飲める水が勢いよく出てくる国って、なかなかないものです。

しかも、飲める水でトイレを流し、お風呂に入っているなんて!

インドネシア人からしたら、ちょっと贅沢に見えるかもしれませんね。

 

私はここで暮らしていて、水に関してすこし不便だと思うことがありましたが

しかし、これはなにかの災害などの時には、非常に役立つ体験だとも思うのです。

便利になりすぎて、それに慣れてしまうと、それらを失った時にどうしてよいかわからなくなってしまします。

インドネシアはまだまだインフラが整っていないところですが

水のありがたさ、水との付き合い方をうまくこなして行くことで、

うまく付き合って行けるような気がしています。

 

 

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