
こんにちは!バリ島在住のさっちんです。
みなさん、ジャックフルーツって知っていますか??
今日は、バリ島のフルーツ、ジャックフルーツの食べ方をご紹介します!
マリンスポーツやリゾートで有名なバリ島は、
世界中から、ヨガのために訪れる人も多い観光地です。
ヨガを愛するヨギーニたちは、ベジタリアンやヴィーガンも多いのです。
バリの伝統料理でもあるジャックフルーツは、地元のバリ人たちだけでなく、
彼らにとって大切な栄養源なんです!
今日はそんなジャックフルーツの食べ方をご紹介します!

ジャックフルーツってどんなもの?
ジャックフルーツは、原産はインドと言われている南国のフルーツです。
熟した実は甘い香りと、シャキシャキした歯ざわりとみずみずしさで、とても美味しい果物です。
バリ島でも、道端などにも普通にジャックフルーツの木が生えていて、
通常はその実は長さ50センチ以上、重さはおよそ5kgほどありそうなとても大きな実になります。
熟したものを食べることが多いですが、ほかにも、バリ島では熟す前の若いジャックフルーツを煮物にしてたべたりもします。
バリ料理のスパイスと一緒に煮物にすると、まるで肉のような食感でとても美味しいのです。
バリ島のジャックフルーツの食べ方についてはこちらにまとめてありますので
どうぞ御覧くださいね。

ジャックフルーツはおかずとして食べられる
ジャックフルーツは、バリで多くの人達に食べられている食べ方は、
先程ご紹介した通り、「煮物」なんです。
バリ島のジャックフルーツの煮物は、スパイスで煮込んだもので、とても辛くてスパイシー。
ご飯にとても良く合います。
バリでは「バリのカレー」と呼ばれていますが、
日本人のいうカレーとはすこし違い、カレーパウダーなどは入っていません。
ウコンが入っているので黄色い色をしています。
バリでは、それぞれの家庭でよく使われている、スパイシーな「ブンブ・バリ」というもので煮込みます。
ブンブ・バリ 〜バリのスパイス
ブンブ・バリ=バリのスパイスという意味です。
このブンブ・バリで煮込む煮込み料理は、バリ島のおふくろの味になります。
ここで、ブンブ・バリは何からできているのか、説明したいと思います!
*ウコン *バンウコン *生姜 *バワンメラ(赤い小さな玉ねぎ) *にんにく *クミリ (キャンドルナッツ) *カルダモン *黒胡椒 *ジャンガルウラム(香りのある葉) *唐辛子 などなど。
各家庭により、スパイスは少しずつ違いますが
これらをすり鉢ですりつぶし、カットしたジャックフルーツにまぶしてから、煮込みます。
最近では、これらのブンブが、すでにすりつぶして小分けになって売られていることが多く、カットしたジャックフルーツにこのブンブを入れて煮込むだけで簡単に作れるようにもなってきました。
ヴィーガンやベジタリアン向けにピッタリのジャックフルーツ
最近ウブドでもおしゃれなベジタリアンやヴィーガンカフェでも
ジャックフルーツのカレーが人気メニューになっています。
ジャックフルーツは肉のかわりとして食べられる
どうして、ジャックフルーツがお肉のかわりなの?と思われるかもしれません。
それは、食べてみるとわかると思います!
若いジャックフルーツは、バリのスパイスで煮込むと「お肉かな?」と思うほど
食感が似ているのです。
若いジャックフルーツは、果肉の部分がスポンジ状になっているため、味がよく染み込んでとても美味しいのです。
お肉を食べないヴィーガンやベジタリアンにとって、ジャックフルーツはボリュームと食べごたえたっぷりの美味しいおかずになるのです。
煮物以外にも、味付けしたジャックフルーツをフライにしても美味しいですよ。
ジャックフルーツの栄養価がすごい
ジャックフルーツには、むくみをとる効果のある、カリウムや、
食物繊維、ビタミンCやβカロテン、カルシウム、マグネシウムなどを含み、栄養価が非常に高いフルーツです。
お肉を食べないベジタリアンにとっては、うってつけの果物ということです。
しかも、若いジャッフルーツは、独特な香りや味がなく、
フルーツの実は、スポンジ状になっているため、味が染み込みやすいので
一緒に入れるものの味が染み込んで、美味しさを閉じ込めてくれるので
どんな味にも馴染む、という使いやすいものです。
果物、というイメージが強いのですが
若いジャックフルーツは、バリ島では「お肉の代わりになる野菜」という認識で食べられています。
ジャックフルーツに似た果物がたくさんあるよ
ジャックフルーツによく似た果物が、バリ島にはたくさんあります。
みなさんも、よく間違われていることがおおい、「ドリアン」や「シルサック」もそうです。
これらは、野菜として食べられることはなく、熟したものをフルーツとしていただきます。
ジャックフルーツによく間違われる ドリアン
ドリアンは、表面のトゲや、フルーツの中身の形状はジャックフルーツととても似ていますが、
果肉はそれほど硬くなく、バターのように種の周りにドロっとした果肉がついていて
非常に強い匂いがあります。フルーツの王様とも言われていますね。
匂いが強いので、買ってからおうちに持って変える際は、車の外にぶら下げて持ち帰るほどです。
ジャックフルーツによく間違われる シルサック
また、シルサックは、白い果肉のなかに真っ黒い小さい種がたくさん入っている
みずみずしい果物です。
大きさは、大きくなっても20センチ程度で、ジャックフルーツよりも小ぶりです。
近年、抗癌作用があるなどと言われ、果肉だけではなく、シルサックの葉をすりつぶしてお茶にして飲んだりと、注目を浴びつつある果物です。
しかし、種と実を分けるのがとても難しく、食べにくいのであまり海外向けに作られるとういことは少ないのかもしれません。
真っ白いミルクのような果肉が甘酸っぱくてとても美味しいですよ!
ジャックフルーツの食べ方はフルーツとしてだけじゃない!
ジャックフルーツの食べ方の紹介としては、
フルーツとしての食べ方がとっても多いのですが、実はバリ島ではとっても身近な素材で、
野菜として、煮物(カレー)に入れて食べられていることが多いということもおわかりいただけましたでしょうか?
煮物以外にも、このジャックフルーツはまだまだ可能性のある素材だと思います。
なぜなら、若いジャックフルーツは、味が染み込みやすく、香りや食感などにも癖がないので、いろんなアレンジが効くからです。
例えば、蒸してから、にんにくや生姜など味を染み込ませたりしてから、
ステーキのように焼いたり、
醤油や豆板醤などを付けて焼いたり揚げたりしても美味しそう。。。
もし、近くにジャックフルーツがあったら、ぜひ試して見てくださいね!
