インドネシアのキッチンはプロパンガスが主流

プロパンガスの炎 バリの生活

日本のみなさんは、朝起きてコーヒーを沸かしたり、

何気なく毎日キッチンで火をつけることは、当たり前のことにできていると思います。

インドネシアのキッチンは、どんな様子なのでしょうか?

インドネシアのキッチン事情

プロパンガスの種類

 

インドネシアでは2000年に入ってから、プロパンガスがだいぶ普及してきました。

以前は薪の台所か、灯油を使ったコンロを使っていました。

田んぼがたくさんあった2000年ごろまでは、

夕方になると、田畑で仕事を終えたおじさん、おばさんが、ココナツの葉や、切り落とした枝などの

薪を頭にのせて、家に帰っていく姿をよく見かけました。

自分たちの畑でとった薪は、家に帰ってから夕飯の支度などのために

使う物でしたが、現在の若い世代はプロパンガスにほとんど切り替えています。

 

日本では、最近は都市ガスになったり、IHになったりして、

ハイテクが進んでいるようですが、

意外にもプロパンガスのところはいまだに多いようですね。

それでも、ガス屋さんが定期的に点検とメーターチェックを行ってくれているので安心です。

インドネシアのプロパンガスの普及

インドネシアのプロパンガスは2007年以降、政府の支援によって、ほとんどの家庭に普及し始めました

インドネシアのプロパンガスは、日本のプロパンガスと比べて非常に安く、庶民の味方です。

現在3キロサイズのプロパンガスは、20000Rp、日本円で換算すると、大体150円程度です。

これで、あまり料理をしない自宅では、2、3週間持ちます。

 

昔は一般家庭では、15キロサイズの重たいガスボンベが主流でしたが、

主婦でも手軽に持ち運びできると言うこともあって、

あっという間に3キロサイズのガスボンベが普及したのです。

プロパンガスは、使いたい時に火が消える!

3kgのプロパンガス

プロパンガスの悪いところって、ガスを使っている時に、または使いたい時に火が消えちゃうことです。

メーターで確認して、あと少し残ってるから大丈夫、なんて思ってても、

実は終わりそうになると、勝手にガスが抜けてしまい、一晩経ったら空っぽなんてことも

よくあることなんです。

忙しい朝に卵焼き焼いている時とか、ご飯炊いている時とか。

今、絶対に火加減を弱めたくない!なんて時にふうっと火が消えてしまって

ガスが終わってしまうと、なんだかイライラ。。。。ってことしょっちゅうなんですよ。。。

プロパンガスの設置は自分でやる

日本なら、ガス屋さんがガスが終わりそうになったらやって来て、

終わる前に、もう一つの予備のボンベに切り替えてくれますが、

インドネシアはそうはいきません。

 

自分で空になったボンベを持って、ガスを売っているお店に買いにいくのです。

これが結構面倒で。。。

ガス屋さんまで行かないと売ってないの?と思うかもしれませんが、

普通のワルン (商店)で売っています。

外国人の私は、知らない店で買うと高くつくので、いつも買う店を決めています。

 

ガスを買って来たら、今度は自分でセッティングします。

毎回、なぜか思ったようにすんなり火が付くことはありません

と言うのも、ガスボンベの口が、微妙にそれぞれ違うんです。

ガスの口に入っている、赤いゴムがもしレギュレータと相性が悪い場合が多く

そう言う時はガスに火がつきませんので、何回もつけなおしたり、

前使っていたボンベのゴムと取り換えたりしながら、

毎回試行錯誤、なんとかガスの火をつけています。

 

こう言う時、日本て、そう言う苦労がないのって、良いな〜と思ったりします。

せめてもの、対処として、予備のボンベを一ついつも用意しています。

キッチンだけじゃないよ!お風呂もプロパンガス

キッチンでの料理中のガスボンベの交換、想像しただけでも気が滅入りますよね。。。

これが、実はお風呂もなんですよ〜😹

お風呂も、お湯を使っている時にガスはなくなります

 

ガスボンベは、お風呂場の外にありますから、お湯を使う前にいちいちチェックもしませんし。。。

入っているうちに突然冷たくなったり、さあ、入ろうと思ったら、水だったなんてことがあります。

そんな時は、もう一度服を着て(めんどくさ。。。)ガスを交換します。

うまくお湯が出れば良いんですけど、相性が悪いと、いつまでもお湯が出ない、なんてこともあります。

 

そんな時は、

キッチンで大きめのお鍋てお湯を沸かし、お風呂の大きなバケツにお水とお湯を混ぜて

温度を調節しながら、ザバザバと掛け流しでなんとか対応しています。

ホテルなどでは、電気の温水器やソーラーシステムの温水器を使っているところが多いので

このようなトラブルはありません(ご安心を!)

プロパンガスは不便だ!

日本は、ガスが終わってしまわないうちに、きちんと予備に付け替えるなどの

定期点検をかねてのケアが行き届いていますので、ガスがなくなって火がつかない!なんてことはありません。

しかし、インドネシアでは、全て自己管理ですから、結構忙しいのです。

慣れない人は、自分でガスボンベを取り付けるのさえ、怖いですよね。(私は慣れましたが)

プロパンガスの爆発事故が多い

インドネシアでは、プロパンガスが普及し始めた頃、爆発事故がとても多かったのです。

おそらく、ガスは気をつけて使わなくてはいけない、と言う知識が薄かったのかもしれません

プロパンガスには匂いがついていますので、漏れたらすぐわかるし、

インドネシアの家は、それほど密閉性がないため、ガスが漏れてもすぐに拡散されてしまうため

それほど危険ではないと思っていますが、それでも、相当の濃度のガスが漏れていても

気づかないうちに引火してしまうこともあるようです。

 

爆発事故が多い理由としては、自分で設置しなければならない、と言うのと、

設置方法が少し難しい、と言うこと。。。

またガスに対する危険だと言う意識も人によりレベルの違いがあるのです。

プロパンガスは不便だけど、便利なところもある!

しかし、この3キロサイズのガスボンベ、意外と便利なことも。

数年前、アグン山が噴火したり、地震が頻発していた時、今回のコロナの時もそうですが、

万が一、の時に備て持ち運び可能ですから、水とお米とガスがあれば、数週間はなんとか食べていけるかな、

なんて、災害についてのシュミレーションをしてみたりしました。

 

避難所などの一角で、すぐに料理をすることができるし、移動なども簡単。

お湯を沸かすこともできるから、暖かいお湯で沐浴も可能。

災害の時には持ってこいですね。

さらに、専門職の人でないと、設置ができないと言うわけではなく、

大体どこの家庭でも、みんなガスボンベの接続はできる人がいますから、

火がなくて困る、と言うことはなさそうなんです。

 

最近、災害が多い世の中ですから、

ある程度不便な思いを毎日している、と言うことは意外にもサバイバルに強く生きていけるんじゃないか

と思うのです。

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まとめ

いかがでしたか?インドネシアのキッチンは、日本のものと比べて、結構不便ですよね。

ジャカルタなどの都会では、お金持ちはお手伝いさんが全てやるので

自分ではガスの取り付けをする人は少ないのかもしれませんが、

私のような普通の家庭では、普通になんでも自分でやらなければいけないのです。

 

その不便さにホトホト嫌になることが多いのですが、

それでも、この不便さの中で暮らすことで、災害時の対応が身について来ているような気もします。

そして、何よりも、ガスのありがたさや、毎日の生活を生き抜く力を養われているような気さえしてくるのです。

もしかして、この不便さはありがたいことなのかもしれないな、なんて時々思います

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