コロナ禍で経済的な影響をモロにうける観光地 バリ島のガルンガン

閑散としたモンキーフォレスト通り バリの生活

コロナ禍で、感染者増える観光地バリ島。

世界中の観光地は、静まり返っている今、バリ島も例外ではありません。

通常観光客でごった返すウブドの王宮前や、市場は、しんと静まり返っています。

7月31日から、国内旅行が解禁されて、ちらほらと国内旅行者は見えますが

それでもまだ、観光客むけの店が立ち並ぶモンキーフォレスト通りや、

ハノマン通り、Jalan. Raya 通りなどは、閑散としていて、ゴーストタウンのようです。

 

毎晩のようにウブドの各地で開催されていたバリダンスなどの芸能も、

今は全く行われず、夜は6時すぎるとあの賑やかだったモンキーフォレスト通りは

気味の悪いほどの静けさに包まれています。

9月から外国人観光客受け入れの予定は。。。。

9月から外国人観光客を受け入れる、と言うバリ州知事が掲げた目標も

予想通り崩れて、現在は2021年からの受け入れを目指しているそうです。

9月になれば、観光客がまた少しずつ増えていく、と言う淡い期待は崩れ去り、

毎日お客さん「0」で収益ゼロ、管理費、人件費だけどんどん消えていく毎日の

ホテルのオーナーやレストランオーナなどにとっては、

今も水面に達して息をすることができないような、苦しい経営を強いられています。

現在、感染者が急に増えてきて、病床が足りなくなってきたり、

院内感染があちこちで起きている状態です。

 

世界の観光地バリのチャナン

210日に一度やってくる、ガルンガンとクニンガンと言う祭り

 

バリのことをご存知の方は、ガルンガン、クニンガンと言うお祭りは聞いたことがあるかと思います。

バリ島は、祭り行事が非常に多い島です。

バリの暦は210日で一年となっていて、その暦でバリの人たちは生活しています。

今月9月15日は、ガルンガンと言う日本でいうお正月やお盆といった感じのお祭りで

ガルンガンで、祖先の礼を迎え入れ、クニンガンで送り出すと言う感じです。

祖先の礼を呼ぶために、家々の前には「ペンジョール」と言う竹さおでできた飾りをたて、

そこから祖先の霊が天から降りてくる、と言うことになっています。

ペンジョールに異変が

毎年、このペンジョールがバリの経済成長がよくなるに連れてどんどん華美になって来ていました。

アグン山の噴火や地震が頻発して観光客が激減した3年ほど前までは、

家々の前に飾られるペンジョールは、まるで龍そのもののように、赤いビロードの生地で巻かれて、

色とりどりの装飾がつけられて、ときには電飾まで施される物までありました。

 

それが、今年は。。。。

家によってそれぞれですが、ほとんどの家庭では質素な竹にココナツの葉を巻き付けた

シンプルなデザインで終わっています。

本来なら、この程度の装飾で十分祖先の霊は戻って来られるのではないかと

少しほっとしてしまいました。

ガルンガン・クニンガンの定番、子供達のバロンがいない

いつもなら、ガルンガンになると子供たちが小さなバロンと言う獅子をかぶって、

ガムラン隊と一緒に夜遅くまで街を練り歩くと言う光景がみられる時期なのです。

 

子供たちにとって、このバロンを店先などで踊りとガムランを披露すると

チップをもらえるシステムになっていて、このガルンガン、クニンガンの季節は

子供たちにとって、貴重なかきいれ時なのです。

 

しかし、そのバロン隊が出動できないとなると、

子供たちは家で大人しくしているしかありません。

お小遣いも稼げないので、近所のワルン にいってお菓子を買うこともできないのです。

 

時間がたっぷりある街中の人たちは

ガルンガン、クニンガンでは、たいていのお店は閉まっていて

家寺のお祭りごとの準備やお祈り、遠方からやってくる親戚たちへの食事の振る舞い、

村のお寺で行われるお祈りと行列、といった具合に

目まぐるしい忙しさのはずのガルンガン。

今年は、お寺の集まりなど禁止されていて、さらに仕事もおやすみだったり、シフトを減らされたりと

収入減の人たちがほとんど。

そうなると、どうにかして稼がなければいけない。。。。

と言うことで、普段ならガルンガンはワルン などの食堂は軒並み閉まっているのですが

今回は、意外にも結構営業しているお店が多かったようです。

少しでもお金を得ないと、生活が大変なんです。。。。

 

ウブドの街中と、飛び交ううわさ

新型コロナウイルスの1日の感染者数が先月よりも大幅に増えてきています。

またそれに伴う死者も増えています。

9月19日時点での、バリ島の感染者数は7,543人、死者数199人となっています。

インドネシア全体では、感染者数24,687人 死者数 9,336人です。

先月8月6日の一日あたりの感染者数は1882人、今月6日の1日の感染者数は、3,444人と

倍近い伸び率です

 

バリ島も例外なく、急激に感染者の数が増えてきています。

先月まで身近な人で感染者が出たことはありませんでしたが

今月に入って、近所の村の人が感染した、と言う噂を聞くようになりました。

新型コロナウイルスに感染するのは、今となっては誰がかかってもおかしくない状況です。

院内感染が発生

ウブドやギャニャール県の病院では、院内感染が起こり、ドクターや看護師の数人が

新型コロナウイルスに感染したと言う話を聞いています。

院内感染が起きると、もう他の患者さんを受け入れる余裕もなく、

診療再開した今でも、患者は当面、新型コロナウイルスの患者に限る、と言う話を聞いています。

はっきり言って、あの几帳面な徹底的な対策を考えられる日本でさえも、

院内感染が起きてしまう事実。

バリ島の病院の建物の造りも、院内感染を引き起こしやすい造りになっていると思います。

 

看護師の認識も徹底しているかどうかも心配。

日本人の几帳面な性格でさえ、防ぎきれない新型コロナウイルスが

ティダ・アパアパ(大丈夫)精神バリ人に防ぎ切れるわけがない!と私は思っています。

国民性とでも言うのか、細かくきっちりした作業は苦手とする人たちですから。。。。

やっぱり院内感染が起きるのは、必須なのではないかな。。。

9月17日、バリ島内に通達が出される

ただいま、ガルンガンのお祭りの真っ最中ではあるけれど、

お祭りごとでの集会、会社への社員の出勤の規制などの通達が出されました。

ジャカルタでも、会社へのテレワークを再び推奨され、

お店などで働く人たちは、25%まで削減するようにと指示が出ています。

(25%って、回らないですよね。😅)

意地でも12月いっぱいで、空港閉鎖を終わらせたいと言う思い出行っているのだと思います。

ただ、お役所の業務や、経済がまたしても回らなくなってしまうのは、辛いところです。。。

 

バリ島は、依然として寂しい毎日です

1日も早い、観光客が戻るひを心から待ち望んでいます。

バリ島に観光客がいない!ウブドの今の生活の様子は。。。。
2020年3月から、観光客がゼロのまま。 9月から、バリに観光客を受け入れると言うはずだったが、8月になって年内まで観光客を受け入れないことになった。 ウブドのレストランやホテル、お土産物屋など、まだ閉まっていてひっそりとしている

 

 

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