2021年7月に入りました。
バリ島は観光再開を目標にしていたにも関わらず、ロックダウンに近い状態になってしまいました。
7月3日より、感染拡大のため、ジャカルタとバリに、感染対策としてモールやショッピングセンターの閉鎖や、
スーパーや飲食店の営業時間の短縮などが始まりました。

まだまだバリ島の観光再開は、先のようですね。。。
私の生活範囲で確認できる、今月のバリ島ウブドの状況をお知らせしていきます。


2021年6月大規模ワクチン接種

2021年6月下旬ウブドの中心では大規模な合同葬儀が行われていた
2021年6月には、2回目のワクチン接種が各村で行われていました。
バリ島では、バンジャールという村単位のつながりが非常に強く、
ワクチンの集団接種は、非常にスムースに行われていたように見えます。
ワクチン接種をする目的は、社会生活を通常に戻したい、
という強い願いからであるようです。
特に、6月ごろから、
その中で、ワクチンを拒否する人も、バンジャールからのバッシングを受けたり、
旦那さんや家族から強く接種を勧められるなど、
ほぼ「選択権」を与えられることなく、
消却法で考えていくと、ワクチンを打たなければ生活しづらい、もしくは仕事ができない
などのプレッシャーから仕方なく接種する人たちも多く見受けられています。
ワクチン接種後の緩みも発生?
ワクチン接種を終えたバリの人たちは、
結婚式やお葬式のシーズンを迎えて、マスクの装着や消毒の意識がすこし低くなってきたようで
普通にノーマスク(またはアゴマスク)で生活している人たちが多く見受けられました。
スーパーなどの入り口も、体温チェックの人がいなかったり、
消毒液の散布をする人がいなかったりと、すこし緩んでいたような気がした、6月でした。
2021年7月から観光客受入の予定が・・・
2021年5月ごろから、
積極的にバリ島の観光地を中心に、バリ州では、
ホテルやレストラン業務、など観光に関係する地域や職業の人達を中心にワクチン接種を積極的に行ってきました。
6月には、2回めの接種を終えた人が、増え、成人においてはかなりの率でワクチンを接種完了した人が多くなったのではないかと感じています。
その後、2021年7月からは、観光再開、そして日常生活を取り戻すために
学校も再開、の予定だったのですが、6月に入り急速にバリ島でコロナウイルス患者が急増してきました。
インドネシア政府が、ジャカルタの高官庁に務める人たちに
オンラインワークなら、バリ島で仕事をするようにと勧めていたこともあり、
6月は急速に、バリ島以外からの人たちが増えて来ました。
しかし、それが裏目に出たのか、ジャカルタとバリは、コロナ感染者が6月に入って急増することになってしまい
結局、目標の7月観光再開は見送られることになってしまいました。
7月3日から20日まで感染対策強化
7月3日から、バリとジャカルタは、感染対策を強化して、国内の飛行機などの移動には、ワクチン接種証明が必要になりました。
海外からの入国に対しても、ワクチン接種証明を求められたりして、一部混乱が生じています。
なぜなら、ワクチン接種を選択しない人もいるはずですし、また接種をしたくてもできない、という人もいるからです。
飲食店に関しては、公共の場のショッピングモールなどは、閉鎖し、もちろんそこに属しているレストランなども営業を禁止されています。
幸い、ウブドに関しては、ショッピングモールはありませんので、閉店しているところはないのですが
中心部のレストランは、一部デリバリーまたは持ち帰りのみの営業になっています。
私の経営するレストランは、ウブド郊外なので、短縮営業ですが、通常に営業を行っています。
ウブドにずっといると、よくわからなかったのですが、
バリ島内から、他の島へ移動だけでなく、バドゥン県や、ブレレン県、への移動なども、
ワクチン接種証明書がPCR検査の証明書が必要とされるという話が出ています。
インドネシア語の情報サイト コンパスより

ビーチへ遊びに行ったり、リゾート地へバリ島内からの移動も規制がかかっています。
中学生に突然 ”ワクチン接種” 計画!?
7月に入って、突然私の娘が通っていた、中学から、
新型コロナウイルスのワクチン接種の連絡が入りました。
しかも、娘のWats Up の グループに、周知事項が学校から回ってきて、
保護者当てには連絡来ていませんでした。驚きです。
学校の先生は、ワクチン接種を推奨していて、特に病気などが理由でない場合は
接種をするように、と言われてしまいました。
まだ15歳の子供に、私はワクチンを接種するのは不安でしたので、
手紙を書いて、ワクチン接種を見送るようにしましたが
同級生には、「どうやってこの不安を声にだしていいのか、わからない」
というまま、周りのが打つから、という理由でワクチンを接種してしまい、
その後、夜になって不安で眠れなくなってしまった、という子供もいました。
今回のワクチン接種は、昨日の今日、という感じであまりにも突然。
しかも、「無料で接種してあげるから」というお得感満載。
なんか、周りが受けるから、私も。。。
なんて受けてしまって、後悔している子供も多いような気がしました。
観光業で働く人達の現状は
GlabFoood や GoFood などのフードデリバリーのドライバーに転換したり、
自宅の前を改装して、レストランやスーパーが閉店したあとの夜間に
ピザや、バリの郷土料理のラワールやバビグリンを売る人たちが増えています。
道端では、バナナの葉で、ご飯とおかずをくるんだナシジンゴという、
お弁当を売る人の姿が目に付きます。
毎日の生活を支えるために、個人個人が、なんとか頑張っている様子が見えてきます。
このように仕事を探して、収入を求めて、みんなどうにかして生活のスタイルを変化させている毎日。
もちろん、レストランを閉鎖されたり、雇用を解雇されたり、
それなのに、バリのお葬式や結婚式などの行事は、
カレンダーどおりに行われて、費用もかさむ。。。なんて毎日。
人によっては、レストランを維持するために、電気代を払うために車を売るなんて人もいるのは普通になってきました。
インドネシアの新型コロナウイルスの感染拡大は、収まる気配はありません。
いつの日か、また「普通の日」が訪れてくれることを、毎日祈るばかりです。
https://chocobali.com/indonesiabali-2timesinadaymeals/インドネシアのバリ島は、1日2食の国
